マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、今必要なのは「努力」だと語っている。
●【決勝スピード計測】アロンソ、約27km/h差を抑え込んだ驚異的な走り
ホンダのパワーユニットは信頼性も競争力も乏しいが、どう対処するのかと聞かれたアロンソは、『Corriere della Sera(コリエーレ・デラ・セラ)』に次のように語った。
「答えはあるよ。努力だ」
「僕が去る? どこへ行くっていうんだい? 家で何をすればいい? ソファーでテレビを見たり夕飯を作ったりしろっていうのかい?」
「解決するには、努力するしかない。そして、対応するようチームに要求するんだ」
■自分の準備はできているとアロンソ
35歳のアロンソは、マクラーレンとの契約が今年で切れるため、引退のうわさもある。しかし、ルール変更でやりがいのあるF1になった今、引退はないと話す。
「この4年間、僕たちドライバーはお粗末なクルマで走らなければならなかった。でも今は状況が良くなった」
「僕の準備は万端だ。これまで以上にトレーニングに励んでいる。コーナーで僕より速く走れる者はいない」
■メルセデスエンジンが手に入るなら?
ホンダエンジンをメルセデスエンジンと交換できるなら、いくら支払うかと聞かれると、アロンソは「一銭も払わない」と答えた。
「僕が決めることじゃない。これはプロジェクトの問題だ」
「見ての通り、日本で間違いがあった。何が足りないかを見つけ出して、方向を変えなきゃならないんだ」