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リカルド、レッドブルとルノー継続を予想

2016年05月11日(水)20:28 pm

レッドブルとルノーが今季以降も関係を継続「しそうだ」というのは、ダニエル・リカルド(レッドブル)。

両陣営は昨年、互いに反感を持ったままセミワークスの提携に終止符を打った。今季も関係は続くが、あくまでカスタマー契約であり、パワーユニット名もルノーからタグホイヤーに変えられている。

■ルノーが見せた著しい進歩と今後

とはいえ、今季ルノーの性能改善ぶりはレッドブルにとって嬉しい驚きだ。彼らは、ワークスF1復帰でルノーの方向性がはっきりしたのではと見る。

チーム首脳のヘルムート・マルコ博士は、イタリア『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』紙に次のように話す。「ルノーとの将来を決める前に、彼らの動きを待ちたい」

「今のところ、われわれはとても満足している。2015年とは天と地の差がある」

第7戦カナダGP(6/12)に大改良が施される新ユニットが期待通りの働きをすれば、表彰台や、もしかしたら優勝も夢ではないとレッドブルは考えている。

■リカルドもルノーにたいこ判

チームのエース、ダニエル・リカルドはドイツ『Speedweek(スピードウィーク)』に次のように語った。「ルノーにはビックリしたよ」

「冬のあいだにこれほど改善するとは思いもよらなかった。カナダの改良版も、今を起点に同じぐらいの進化を遂げるはずだ」

すると2017年もレッドブルとルノーの関係は続く方向だろうか。リカルドは次のように答える。「そう思う。ルノーがあれだけの進化を見せたのだから、そう考えるのが自然だ」

「フェラーリと対等に渡り合えるエンジンを期待している。パワー的にそれだけあれば十分さ。何せシャシーがとびきり優れているからね」

「昨年夏から秋にかけての大騒ぎみたいな話にはならないと思う」と話すリカルド。思い起こせば2015年、レッドブルはエンジン供給の見通しがたたず、危機的状況に追い込まれたのだった。

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