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勝てないフェラーリにチーム改造要求の声

2016年05月11日(水)19:18 pm

またもチーム上層部の人事異動がささやかれるフェラーリ。同チームの元ドライバー、ガブリエル・タルキーニは、これを歓迎する一人だ。

イタリア『Autosprint(オートスプリント)』誌が今週、報じたところでは、2016年シーズンここまでの結果にセルジオ・マルキオンネ(フェラーリ社長)は不満で、現チーム代表のマウリツィオ・アリバベーネに代ってイギリス人のジェームス・アリソンが指揮を取るのではないかという。

しかもこの話は、メルセデスAMGの技術責任者アルド・コスタが古巣に戻るとの尾ひれ付きだ。だが、今のところ両チームとも沈黙を守っている。

以上の状況に、1980年代から90年代にかけてF1を走らせ、その後ツーリングカーで大成功を収めたタルキーニは、チーム改造の必要性を次のように訴える。

「イタリア人の私としては、今のフェラーリの成績が情けない」とドイツ『Auto Bild(アウト・ビルト)』誌に話すタルキーニ。

「フェラーリには勝てる要素が揃っている。レース経験は言うに及ばず、活動予算だってメルセデスAMGに引けをとらない」

では、いったい何が間違っているのだろう。タルキーニは次のように言う。「ほんとうに正しい人材がいないのかもしれない」

「近年、彼らは、運営面と技術面で大々的なチーム改造を重ねてきた。だが、成績は上向かなかった。ここはもう一度、人事異動について考えるべきかもしれない」

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