今年ここまでのF1公式シーズン前テストにおいてトラブルに悩まされているレッドブルが、バーレーンでの2回のテストの間にスペインで秘密裏にテストを行っているとのうわさを否定した。
元レーシングドライバーで、信頼の置けるF1情報提供者として知られるスペイン人のピウス・ガッソが、レッドブルは27日(木)から予定されているバーレーンでの2回目の公式テストに先駆け、今季型車RB10をバルセロナの南にあるイディアダ社の施設でテスト中だと確信していると語った。
ガッソは、その秘密テスト時のものだという音源ファイルへのリンクをツイッターに書きこんでいる。
また、別の情報提供者も『Speedweek(スピードウィーク)』のマティアス・ブルナー記者に対し、レッドブルのイディアダでの走行は厳しいテスト制限のルールに違反することになると次のように語った。
「宣伝活動の日だと宣言していた場合に限ってイディアダでの走行を行うことができる。そして、ルールには明確に、その場合は純粋にマーケティングと宣伝を目的とするものだとされている」
こうした報道に対し、レッドブルの広報担当者は次のように簡潔に語った。
「我々はイディアダにはいないよ!」