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ハミルトン「まだトップタイムを狙う時期じゃない」

19日（水）に始まったF1バーレーンテストで、ルイス・ハミルトン（メルセデスAMG）は初日の3番手タイムを記録した。

ハミルトンはこの日、よりレースに近いコンディションで、ハードタイヤを使いこなすことに集中。20周のロングランを2回行うなど、タイヤのパフォーマンス変化を確認しながらクルマのデータ収集を行ったが、セッション終盤にブレーキのトラブルが発生したため走行を終了した。

チーム側は20日（木）までに問題を解決できると自信を見せており、ハミルトンも今は信頼向上が最優先だとして次のようにコメントした。

「こんなに多くの距離を走り、高い信頼性でバーレーンテストをスタートできて素晴らしいね。新レギュレーションへの対応には、みんな苦戦しているのに。チームのみんなは、これまでの懸命な作業を誇りに思っていいよ」

「今日も、クルマの問題を洗い出すいいテストになった。最後にブレーキのちょっとしたトラブルがあったけど、それでも今日はかなりの周回を走ることができた」

「今はトップタイムを狙う時期じゃない。信頼性の課題を1つずつこなしていくことが大切だ。開幕前のテストも、もうすぐ折り返し地点だけど、今の状況には満足だよ」