ケーターハム「今年ここまでで最高の走り」／F1イギリスGP土曜まとめ
シルバーストン・サーキットで行われたF1第8戦イギリスGP、ケータハムのシャルル・ピックは予選19番手、ギド・ヴァン・デル・ガルデは予選21番手だった。
【結果】F1第8戦イギリスGP予選、各ドライバーのタイム、タイム差など
■シャルル・ピック（フリー走行3回目19番手／予選19番手）
「予選で最後のラップは、今年ここまでで最高の走りができた。だから、今日の成り行きにはすごく喜んでいる。フリー走行3回目ではバランスもうまく進歩させることができたし、それを予選にもつなげることができた。1分33秒台に入れることができて、マルシャの2台よりも前で終わることができた。それは今日僕たちが目指していたことだから、計画通りに進んだよ」
「レースごとに変わるけれど、今週末は一番のライバルたちより少しだけアドバンテージを持っているみたいだ。でも、ここまでレースではずっといいペースが示せてきているし、明日のレースでもそうだけど、前のクルマ何台かと争うことができると思う。僕たちは今年何レースかではウィリアムズのクルマにかなり近づいてきているし、いいスタートを決めて、タイヤをうまくいたわり、信頼性の問題も起こらなければ、明日はいい1日になるだろう」
■ギド・ヴァン・デル・ガルデ（フリー走行3回目22番手／予選21番手）
「今日は興味深い1日だったよ。いつものフリー走行3回目とは違う計画を実行して、予選では1回だけ走ったんだ。ついにドライコンディションになったから、フリー走行3回目では、ある程度の時間を空力の評価にあて、それからレースに向けた準備に切り替えた。それは、前戦（第7戦カナダGP）で受けたペナルティーのことを考えてのことだ。それによって予選がどういう結果に終わるかは見えていたからね」
「タイヤの性能低下を管理することにかなりを費やしたよ。予選の順位のことはほんとうに全然気にしていなかったんだけど、それでも1台のマルシャの前に出ることができたし、これは思いがけない贈り物だった。でも、今日はすべてを日曜（決勝）に向けた準備にあてていたんだ」
「僕たちは今、かなり調子がいいと思うし、今日の作業によって（タイヤの）性能低下レベルもうまく管理できそうだ。今日は路面温度も上がっていた。明日もまたそうなるだろうと思われるけれどね。それに、レースに向けていいセットアップもできたから、明日はどういうことが起こるか見てみよう」
※ギド・ヴァン・デル・ガルデは、前戦のカナダGPにおいて青旗無視をしたとして、イギリスGPでは5グリッド降格ペナルティーを受けることになっている。
