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グロジャン「雨が降らないことを願う」

2013年04月08日(月)13:51 pm

ロータスのロメ・グロジャンが、上海インターナショナル・サーキットで開催されるF1第3戦中国GP(4月14日決勝)に向けて意気込みを語った。

Q:2013年シーズンが開幕し、2レースを終えました。調子はどうですか?

グロジャン:自分の持てる力をまだ十分に発揮できていないから、まだ納得がいかない。ここまでの2レースは、僕にとってかなり難しいものだった。本当は、僕とチームが今シーズンこんなにやれるってところを見せたかったんだけどね。僕たちは素晴らしい可能性を秘めているから、その扉を解き放つ必要があるんだ。できれば中国でその扉を開けるカギを見つけたいね。

Q:F1第2戦マレーシアGP(3月24日実施/6位)では、もっと上をねらえたと思いますか?

グロジャン:クルマが週末を通じて満足のいく状態だったら、イエスだね。もっと上位からいいスタートを切れていたら、なおさら良かったと思う。でも、後からあれこれ言うのはいつだって簡単だよね。

グロジャン:レース中盤では、フェリペ(マッサ/フェラーリ)の後ろで多くの時間を費やしてしまった。もっと早い段階で追い抜いていれば、前にいられたかもしれない。でも、最後には僕のタイヤが終わってしまってね。お互いのレースを台無しにしないように、すんなりマッサに先を譲ったよ。周回遅れのクルマに助けられた場面も何度かあったかもしれない。

Q:E21(ロータスの2013年型)のパフォーマンスは、あなたの要求以上ですか?

グロジャン:僕たちは、間違いなく前進している。ただ、コンディションやセットアップがとても近いのに、クルマが要求通りのパフォーマンスをしてくれるときと、そうでないときがあるから、イライラすることもある。

グロジャン:エンジニアたちと親密に作業をしてきた結果、マレーシアでは良い進展が見られた。僕たちのクルマといまのタイヤはとても繊細で、適切なバランスを得るのが難しいようだから、今はここに集中しているんだ。

Q:チームはクルマに新しいパーツを投入していますね。効果はどうですか?

グロジャン:僕たちはパフォーマンスを向上させてきた。これこそチームが常に求めていることさ。新しいフロントウイングはとても効果的だったし、中国で新しい排気システムを試すのが待ち遠しいね。キミ(ライコネン/チームメート)はすでにマレーシアで使っていて、明らかに効果が見てとれた。

Q:去年の上海でF1初ポイントを獲得しました。また戻ってこられてうれしいですか?

グロジャン:スタートは素晴らしかったし、グランプリでポイントを獲得するのはいつだって最高さ。獲得ポイントは、多ければ多いほどいいね! あのとき、僕たちは苦しい週末を迎えていた。クルマが思い通りにならなくてね。でも、ほかのチームと異なるタイヤ戦略をとって、よい結果を手にしたんだ。今年もたくさんポイントを獲得できるといいね。

Q:上海のサーキットについてはどうですか?

グロジャン:素晴らしい施設だよ。始めて見たとき、その大きさに圧倒される。サーキットのレイアウトはとてもいいよ。徐々にカーブが大きくなっていくコーナーやバンクのあるターンなど、とても挑戦しがいがある。ここ2レースより低速コーナーの数が多く、長い直線もあるから気が抜けないんだ。

Q:中国での目標は何ですか?

グロジャン:たくさんポイントを獲得したい。オーストラリアでは10位、マレーシアで6位ときたから、上海で2位になれたらとってもうれしいよ。あるいは優勝できたら最高だね! サーキットに着いたら、まずはクルマのチェックだね。また雨が降らないことを願うよ。僕たちのクルマはウエットコンディションだとちょっとやっかいなんだ。

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