フェラーリのフェルナンド・アロンソは、上海インターナショナル・サーキットで行われたF1中国GPフリー走行3回目で、13周を周回してベストタイムは1分35秒391で1番手。予選では、1分34秒788で3番手になった。フェリペ・マッサは、フリー走行3回目で、11周を周回してベストタイムは1分36秒013で2番手。予選では、1分34秒933で5番手になった。
【結果】F1第3戦中国GP予選、各ドライバーのタイム、タイム差など
フェルナンド・アロンソ
「予選で2台とも5番手以内入れたから、決勝に期待できる。F138(フェラーリの2013年型車)は今週末を通じて競争力を発揮してきた。さらにもう一歩前進できた。でも、これはチームの作業にかかっている。中国に持ち込んだ改良のうち、期待通りの働きをしたものもあれば、さらなる改良を要するものもあるからね」
「最善の戦略を練るために、僕たちは長い夜を過ごすことになるだろう。ほとんどのライバルがソフト側のタイヤでスタートするから、どのチームも同様に今夜は頭を悩ませるだろうね。レッドブルのタイヤ選択を僕は心配していない。メルセデスのデグラデーション(タイヤの性能低下)レベルも僕たちより高いからね。本当におもしろいレースを期待しているんだ。1番の脅威はライコネン(キミ・ライコネン/ロータス)だね。ロータスはタイヤの使い方に長(た)けているから」
フェリペ・マッサ
「よい予選だった。クルマの動きもよかったし、速かったよ。正直に言えば、2回目と3回目のフリー走行でのパフォーマンスが調子よかったから、トップ3に入れると期待していた。でも、ライバルたちがより多くの燃料を積んで走っていた可能性は高いし、戦略が順位の1つや2つ以上に効力を持つことも事実だからね」
「今日の予選はタイヤ選択が分かれたみたいだね。僕たちはQ1の初めからソフト(ソフト側)を選択した。なぜなら、ミディアム(ハード側)にはき替えたりするとややこしくなると思ったからだよ。その結果、明日にミディアムタイヤを温存できた。決勝では3回のピットストップが必要だろうし、かなりの混戦模様の予感がする」
「僕たちの1番のライバルは今日、僕たちよりもうまくやったと思う。でも、レースは長いし、何が起こるかわからない。タイヤの使い方とレース戦略がカギを握るだろう」