ドバイのエミレーツ航空は、2013年からF1のスポンサーに加わったが、チームのスポンサーになる可能性もある。
今月初めにF1最高責任者のバーニー・エクレストンが、エミレーツ航空と5年契約を交わしたことを発表した。
しかしエミレーツ航空は、2006年にマクラーレンのタイトルスポンサーを務めたことがある。マクラーレンのタイトルスポンサーがウエストからボーダーフォンに変わるギャップを埋めるような形で、1年間だけのスポンサーだった。
今年からF1の大手スポンサーになったエミレーツ航空だが、再びチームのスポンサーになることも考慮する可能性があるのだろうか?
「(エミレーツ航空が)その分野への拡大を望むなら… またその地位に戻る決断をするなら、確かに、そうするのは自然なことだろう」とエクレストンは『Arabian Business(アラビアン・ビジネス)』に述べている。
エミレーツ航空の会長シェイク・アハメッド・ビン・サイード・アル・マクトゥームも、その可能性を否定していない。
「われわれは常にトップスポーツとの関係を望んでおり、F1は世界のトップスポーツだ」
「7年前にしたこと(マクラーレンのスポンサー)は、そこに空きがあり、エミレーツ航空としていい機会だったからだ。実際に良いものになった」