ヘイキ・コバライネンが、彼に対してケーターハム・グループの最高技術責任者であるマイク・ガスコインが行った批判を一蹴した。
F1でその手腕を発揮した後、現在はケーターハム・グループ全体の技術責任者の地位にあるガスコインだが、今週、フィンランド人ドライバーのコバライネンに対し、そのマネジメントチームの力不足と、彼自身がチームに対する敬意を欠いたことで、2013年のF1出走のチャンスを損ねてしまったと批判めいたコメントを行っていた。
だが、コバライネンはそのガスコインのコメントを受け流し、フィンランドの放送局『MTV3』に次のように語った。
「僕は彼(ガスコイン)とはずっといい関係だったし、今だっていい関係が続いているよ」
「マイクは熟練したプロフェッショナルだし、彼と僕は長いこと一緒に働いてきた」
「実のところ、僕は彼と交渉をしてきたわけじゃない。トニー・フェルナンデス(ケーターハムのオーナー)、そしてシリル・アビテブール(ケーターハム/チーム代表)と話をしてきたんだ」
「現時点で、まだ交渉は継続しているし、F1以外へ行くことは考えていない。まずは、最後までこのゲームをやり通すよ」
「そして、結果が出たら、次にどうすべきか考えるよ」、とコバライネンは付け加えた。
一方のガスコインは今週、ケーターハムがコバライネンに代えて資金を持ち込むことができるドライバーとの契約を検討していることを認めている。