マーク・ウェバー(レッドブル)は今年から導入された表彰台での新システムがあまり好きではないと発言した。
今シーズンから、上位3人のドライバーが表彰台にあがると、頭上のディスプレイに国旗が映し出され、さらにニキ・ラウダやデビッド・クルサードら元ドライバーから生でインタビューを受ける事になっている。
しかし、つい最近のF1アブダビGP(11月4日決勝)ではキミ・ライコネン(ロータス)とセバスチャン・ベッテル(レッドブル)が放送禁止用語を使ってインタビューに答え、クルザードが謝罪をする事態となった。
そのベッテルのチームメートであるウェバーは、表彰台でのインタビューについて質問されると、「それについてはどっちもどっちだと思っている」と答えた。
「(表彰台の上で)感情をコントロールするのは難しいんだ。アドレナリンで一杯だし、興奮しているからね」
そう語るウェバーだったが、F1イギリスGP(7月8日決勝)で勝利した際の表彰台で「1,000人位のお偉いさんが表彰台にあがってきて、頭にきた」と答えていた。
「それから、本物の旗を用意すべきだと思うよ。あの画面の旗じゃゴミみたいだよ」と続けた。