スペインのサンタンデール銀行は、フェラーリとのスポンサー契約を2017年まで更新した。
フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)との契約も、あと数年残っている。
この契約延長を記念して、次戦のシンガポールGP(23日決勝)ではフェラーリのリアウイングに「世界最高の銀行」という、経済誌『Euromoney(ユーロマネー)』の評価を記して走ることになった。
サンタンデール銀行社長のエミリオ・ボティンは、「この提携は世界最高のチームと、世界最高の銀行によるものだ」と語っている。
フェラーリ社長のルカ・ディ・モンテゼモーロもメディアの前で話し、将来はもっと短いグランプリを遅い時間に開催したいとの展望を話した。
このコメントは、マラネロのフェラーリ本社で行われたF1最高権威のバーニー・エクレストンとF1の統括団体FIA(国際自動車連盟)会長のジャン・トッドとの3者会談の後の発言だ。
「先のことを考えなくてはいけない。まず現在国際的な経済危機に陥っているということを前提に考えると、世界は10年前とは全く違っている」とモンテゼモーロは語った。