マクラーレンのルイス・ハミルトンは、モントリオールのジル・ビルヌーブ・サーキットで行われたカナダGPフリー走行1回目で、30周を周回してベストタイムは1分15秒564でトップ。フリー走行2回目では、43周を周回してベストタイムは1分15秒259でトップだった。
ルイス・ハミルトン
「今週末をいい形で始められてとても満足している。今日はどちらのセッションでも雨にならなくてよかったよ。いろんなセットアップの変更を試せたのもよかったね」
「ここは走っていて楽しいサーキットだよ。全神経をそそぎ込むことが求められるし、ドライバーによって差が生まれるサーキットだからね。ドライバーによる違いが大きくなるんだ。今日はオプションタイヤ(ソフト側のスーパーソフト)の方が少し速かったけれど、僕としてはプライム(ハード側のソフトタイヤ)のほうが好きだな」
「ジェンソン(バトン/チームメート)はクルマのリア側にトラブルを抱えてしまって、不運な日になったね。でも、ジェンソンも少なくともセッションの最後のほうでは何周か走ることができて本当によかったと思っているよ。ここは少しでも走っておくことが大切なサーキットなんだ。いくつか、かなり壁が近いところがあるし、徐々にスピードを上げてゆくことが必要だからね」
「だから、今日はとても前向きな日だった。でも、今週末は間違いなく厳しい戦いになるはずだ。予選だけじゃなくて決勝でもね」