トヨタが9日(月)、「ウィッシュ」をマイナーチェンジして発売。価格は185万円から251万円になっている。
今回のマイナーチェンジでは、外観の意匠変更や内装の質感を向上。ウィッシュのスポーティーなイメージを高め、燃費性能の向上も図り、環境性能を高めた。
外観は、ラジエーターグリル、バックドアガーニッシュの意匠を変更するとともに、LEDリヤコンビネーションランプ、サイドターンランプ付ドアミラーを採用。また、新意匠のエアロバンパー(1.8A、1.8S、2.0Z)や、ブラック塗装に切削光輝加工を施したアルミホイール(1.8S[2WD])を装備したほか、フロントフォグランプ(1.8S、1.8G、2.0Z)にメッキ加飾を施すなど、よりスポーティーなイメージとしている。外板色には、新色のオレンジメタリック、サテンブルーマイカメタリックなどを含む全8色を設定した。
内装では、センタークラスターとパワーウインドゥスイッチベース(1.8S、1.8G、2.0Z)にカーボン調加飾を採用したほか、グレードごとに専用のシート表皮とメーター色を設定するなど、個性を際立たせている。
このほか、Gセンサーから減速度や旋回力を判断し、コーナリング中の不要なシフトアップを抑制するG AI-SHIFT制御付のCVTスポーツモードを採用(1.8S、2.0Z)。より力強く、ダイレクトな加速を実現している。
また、エンジンなどの改良により、JC08モードモードで1.8L・2WD車は15.8km/L、1.8L・4WD車および2.0L車で14.4km/Lの低燃費を実現。これにより、「環境対応車 普及促進税制」と「自動車グリーン税制」の減税措置に適合した。
さらに、装備を厳選したエアロ仕様の「1.8A」を設定。また、2ZR-FAE(1.8L)エンジンを搭載した「1.8G」が追加されている。
あわせて、福祉車両のウェルキャブについても、ベース車同様の改良を施すとともに、助手席リフトアップシート車には両側アームレスト付シートを新たにオプション設定した。