ソニー・ホンダのEV「アフィーラ」プロトタイプがCESで発表!スマホを超える楽しい車になるか?2025年発売

2023年01月05日(木)20:10 pm

ソニーとホンダのEV(電気自動車)合弁会社ソニー・ホンダモビリティ株式会社が現地時間1月4日(水)、「CES 2023」(2023年1月5日(木)から開催)にて、新ブランド『AFEELA」(アフィーラ)』のプロトタイプを初披露した。

今後このプロトタイプをベースに開発を進め、2025年前半に先行受注を開始、同年中に発売を予定。デリバリーは2026年春に北米から開始する。

■CES 2023で発表されたソニー・ホンダ『アフィーラ』

■外観(エクステリア)

外観は非常にシンプルでプロトタイプっぽい印象だが、注目は左右のフロントライトの間に配置された『Media Bar(メディア・バー)』だ。これは「知性をもったモビリティが自らの意思を外にいる人に表現することを可能」にしたという新時代を象徴するようなインターフェースということだ。

しかしこの細いバーに天気や映画の告知を表示して車の外の人がどのくらい認識できるのか、どのくらい必要とされるのかなどは今後の課題の1つになりそうだ。

安全性能として車内外に計45個のカメラやセンサー等が取り付けられており、自動運転に必要になる機能を備えた。

■内装(インテリア)

形状や色も非常にシンプルにまとめられ、正面には両端まで横一線に広がる大画面「パノラミックスクリーン」が備えられ、ソニーの強味であるエンタテインメント機能が強調されている。

ステアリングはF1のような『U字型』の独自形状で、正面の画面が見やすい工夫がされている。上部と左右には電子ミラーが配置されている。

■エンタテインメント

Epic Gamesと協業し、モビリティサービスおよびエンタテインメントの新しい価値観やコンセプトの検討開始を発表した。ゲームや映画などソニーの強味を前面に打ち出している。

■自動運転

ソニーのセンサー技術、Hondaの安全技術やインテリジェント技術を組み合わせ、世界最高水準の自動運転・先進運転支援システム(AD/ADAS)を目指すという。

高速道路など特定条件下での自動運転レベル3を目指し、さらに市街地等では運転支援機能レベル2+の開発に取り組んでいくという。

■スペック

全長 4895mm
全幅 1900mm
全高 1460mm
ホイールベース 3000mm
駆動方式 AWD
乗員人数 5人
タイヤサイズ
フロント:245/40R21
リヤ:275/35R21
サスペンション
フロント:ダブル・ウイッシュボーン
リヤ:マルチリンク

■ソニー・ホンダの強味を生かせるか

ソニー・ホンダのアフィーラは、運転している人も乗っている人も楽しめる車になりそうだが、まだ開発途中といった様子だ。今後、両社の強味を最大限に生かして、スマホのようにソフトウェアが次々とアップデートされ最新のエンタメ体験が車内で体験できることを期待したい。

■ソニー・ホンダ『アフィーラ』コンセプト動画

■ソニー・ホンダ『アフィーラ』公式サイト
https://www.shm-afeela.com/ja/

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