トヨタ自動車株式会社名誉会長の豊田章一郎(とよだ しょういちろう)氏が14日、心不全で逝去した。享年97歳。
喪主は長男の豊田章男(とよだ あきお)社長通夜・葬儀は近親者にて内々に執り行う。後日「お別れの会」を開催する(日時・場所とも未定)。
豊田章一郎は1925年(大正14年)2月27日生まれ、愛知県名古屋市出身。トヨタ自動車創業者、豊田喜一郎氏の長男で、1952年7月にトヨタ自動車工業に取締役として入社。
81年にトヨタ自動車販売の取締役社長に就任、82年にトヨタ自動車工業と合併して社名変更した現在のトヨタ自動車が誕生すると取締役社長に就任し、92年に取締役会長、99年に取締役名誉会長、2009年に現職の名誉会長に就任した。
現在も豊田理化学研究所の理事長、日本経済団体連合会(経団連)の名誉会長、海陽学園の名誉理事長、日本自動車会議所の名誉顧問を務めた。
72年に紺綬褒章、2009年に米国自動車殿堂入りや桐花大綬章、2015年のビンタン・ジャサ・ウタマ勲章(インドネシア共和国)まで日本・世界各国から34もの賞を受賞した。
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