2012年アメリカGPの立案者であるタボ・ヘルムンドが、オースティンで開かれるアメリカGPの後援者を訴えた。
工事の中断や遅れなど、さまざまな困難を乗り越えてきたアメリカGP開催地サーキット・オブ・ジ・アメリカズにまた新たな問題が持ち上がっている。ヘルムンドは、この先10年間に渡って会長としての報酬、年間50万ドル(約4,000万円)を受け取る権利があるとして、ともにアメリカGP計画を立ち上げたボビー・エプスタインならびにレッド・マコームズを訴えたのだ。
この訴えについてヘルムンドは発言を避けているが、訴えられた側であるエピスタインは、ヘルムンドはすでにアメリカGP計画にかかわっていないとコメントした。
サーキット・オブ・ジ・アメリカズ側は声明の中で、次のように述べている。
「今回の件は、ヘルムンドの行動パターンのひとつだ」
「ヘルムンドは、常に自分の利益につながるように否定的な報道を利用している」