4度のF1世界王者ルイス・ハミルトンが、メルセデスと契約を更新した。
両者は2018年末までの契約で、一時はF1引退もうわさされていたハミルトンだったが、新たに2年間延長して2020年末までの契約を結んだ。メルセデスとは2013年から2020年までの8年間を共に過ごすこととなる。
『BBC Sport』は、ハミルトンが年間最低3000万ポンド(約43億9000万円)、ボーナスに応じて最大で4000万ポンド(約58億5000万円)に達すると報じている。
ハミルトンは、メルセデスF1のボスであるトト・ヴォルフとは昨年の冬から話し合いを始めたとし、新しい契約は「形式的」なものだったと明かした。
「契約書にサインをして、発表し、いつものように仕事をするのは良いことだね」
「僕はメルセデス・レーシング・ファミリーとして20年間ともに歩んできたけど、今が一番幸せだよ」
「僕たちはトラックの中でも外でも、波長が合うんだ。この先、もっと勝利したいし、(メルセデスのエンブレム)“スリーポインテッドスター”をもっと輝かせたいと思っている。メルセデスが来年以降も適切な場所だと確信しているよ」
ハミルトンはメルセデスで44勝を挙げ、3度のF1世界チャンピオンに輝いており、112年もの間グランプリに参戦してきたメルセデスの歴史上、シルバーアローで最も成功しているドライバーだ。