メルセデスがバルテリ・ボッタスとの契約更新を発表した。『BBC Sport』によると1年契約に1年のオプション付きで2020年までボッタスをキープしたことになる。
今年前半、力強いパフォーマンスを見せていたボッタスが最強チームの一角のシートを確保した。
トト・ヴォルフは「バルテリのパフォーマンスは優れていた。我々のミスや彼の不運がなければチャンピオンシップをリードできた」と述べた。
ボッタスは中国GP、アゼルバイジャンGP、オーストリアGPで印象的な走りを披露している。
■メルセデス、盤石の体制をキープ
メルセデスはルイス・ハミルトンとの契約を発表した翌日、ボッタスとの契約更新を発表した。ボッタスのチームワークと、2人のドライバー間に緊張がないことが、チームとしては関係をキープしたい要因になっただろう。
トト・ヴォルフは次のように続けた。
「2019年にバルテリとの決定を下した時、それは彼の疑いのないスピードと倫理的な仕事だけでなく、性格も考慮したんだ」
「彼のルイスを含んだチームとの関係は、政治的駆け引きのないオープンで信頼できるものだ。チャンピオンシップで強力なライバルと戦っている時に必要な人材であり、チーム内の価値を反映しているんだ」
ボッタスは、ニコ・ロズベルグが衝撃的な引退をした後、2017年シーズン前にメルセデスに加入したが「今年は冬の間に完璧な準備ができて、良い一歩を踏み出すことができた。もっとできると信じているよ」と語り、次のように続けた。
「今年のレースは運が良かったわけではないが、チームは僕がどんなパフォーマンスをしていたのか知っている。これ(新契約)は僕と僕のドライビングに対する信頼の証だよ」
「僕たちは今、大きな戦いをしているから、みんなに未来をクリアにすることは良いことだね。チャンピオンシップの戦いに全力で挑むことができる」
「明らかに僕の目標は、高いレベルでのパフォーマンスを維持して、チームが2020年の計画を決定する際にそれほど悩まないようにすることだ」。