アルファロメオF1は13日(火)、チーム代表であり、スイスに拠点を構えるザウバーモータースポーツのCEOを務めるフレデリック・バスールが2023年1月にチームを離脱することを発表した。
フランス出身のバスールは2017年7月からザウバーのチーム代表を務めてきており、2022年にはアルファロメオというチーム名でF1を戦うチームをコンストラクターズランキング6位に導いた。
バスールは更迭されたマッティア・ビノットの後任として2023年からフェラーリのチーム代表を務めることになるとうわさされていたが、今回の発表により、それが事実であることが確認されたことになる。
バスールは、アルファロメオが出したリリースの中で次のように語っている。
「アルファロメオF1 チームでの冒険を終えるにあたり、一緒に過ごした6年間を懐かしく振り返っている。このチームを立ち直らせ、このスポーツの階段を上らせたのは、チームの従業員一人ひとりだ。私は、チームとして、会社として、そしてさらに次のステップのために築いた強固な基盤に誇りを持っている」
「CEOとチーム代表を務めている間、多くのことを学んだし、その毎日がこれからのために私を鍛えてくれていると感じている。アルファロメオはこれからもどんどん強くなり続けるだろうし、今後数年間に向けて私も彼らがグリッドのビジネスエンドで戦う姿を見るのを楽しみにしている」