F1も残すところ3戦。第20戦は初開催カタールGP(ロサイル・インターナショナル・サーキット)。MotoGPでは馴染みのあるサーキットだ。ホンダF1の田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)は次のように意気込みを語った。
●【F1第20戦カタールGP】トワイライトレースの開催スケジュール
■トワイライトレースも見どころ
「我々にとっては厳しい結果になったブラジルでのレースでしたが、今週は気持ちを新たに3連戦の最終戦となるカタールの地に入り、準備を始めています」
「F1にとって初開催となるカタールのロサイル・インターナショナル・サーキットは、砂漠の中に位置し、多くの中・高速コーナーが配されていること、ホームストレートが1kmを超えることなどが特徴となります。また、夕暮れ時に行われるトワイライトレースになるところも今回の見どころの一つです」
「ここまで、初走行のサーキットでのレースに備えて、PU・車体ともに入念なシミュレーションを行い、セッティングを進めてきました。実際の走行から得られたデータをより早く解析して最適化を進めることが肝要ですので、エンジニア、メカニックともに忙しい週末になります。残り3戦、悔いの残ることのないように全力を尽くしていきます」