ハミルトン「スノーモービルにターボを付けて慣れた」
28日（火）にメルセデスAMGの2014年型車であるW05が公開され、それを受けてルイス・ハミルトンが今シーズンに向けての意気込みを語った。
ルイス・ハミルトン
「クルマが完成し、先週金曜日（24日）にシルバーストンで初めて走るのを見たり、音を聞いたりできてすごくうれしかったよ。見た目もすごくいいね。すごく挑戦的だけど、細かな部分も本当にカッコいいよ。新しいパワーユニットで走るのがどんな感じなのか、そしてコックピットでは音がどんなふうに聞こえるのか、楽しみにしているんだ。これまでレースに向けて僕たちが行ってきた仕事との比較もできるしね。今シーズンは、僕のこれまでのキャリアにおいても、一番未知数が大きい年だと思うし、それは僕たちみんなにとってすごくワクワクすることだよ」
「今年はメルセデスAMGでの2シーズン目だけど、今ではチームにおいても、ひとかどの人物になれた気がしているし、昨年築いた素晴らしい関係をさらに成長させている。でも、今年は僕たち全員にとって学ぶべきことが多い年になるだろうね。今年のクルマには多くの新しい技術が導入されているし、本当に重要なことに取り組むためには多くの情報のうちから必要なものを取捨選択していかなくてはならない。それはドライビングスタイルや戦略面での変化も伴う大きな挑戦になるだろうね」
「今年の冬は、クルマに乗らない期間が一番短いものだったと思うよ。クリスマスと新年は山でトレーニングをしていたし、僕のスノーモービルにはターボを取り付けたりもしたよ。だから、ああいう形で動力を得る乗り物の感触には慣れ親しむことができたし、すごくいい経験だった」
「それに、また自分のクルマに44番が付けられることにワクワクしているんだ。44は僕がゴーカートでレースを始めたときに使っていたものなんだ。父のクルマのナンバープレートが44だったから、そこから取ったんだけどね。そして、44で僕は初めてイギリス選手権に優勝したんだ。だからそれ以来親しみのあるナンバーなんだよ。かつてのように、44が幸運をもたらしてくれることを祈っているよ」
