ジェンソン・バトン(マクラーレン)が、22日(水)、新たなマクラーレン・ホンダ時代が始まる2015年に、まだマクラーレンのドライバーでいるかどうかは分からないとコメントしている。
マクラーレンのチーム代表であるマーティン・ウィットマーシュは今週、現在のマクラーレンのドライバーラインアップに満足していると語ったが、同チームのマネジングディレクターであるジョナサン・ニールは、マクラーレンとしてはバトンが2年後もまだマクラーレンのクルマに乗っていることをただ「望む」しかない、と認めている。
バトンとマクラーレンとの現在の契約は、今年いっぱいで満了するものと考えられている。
かつてホンダのワークスチームのドライバーだったこともあるバトンだが、モナコにおいて、再びマクラーレンでホンダとの関係が生じることになるであろう2015年のことについて尋ねられると、「現時点では、先のことについてはまだあまり考えたくないんだ」と答え、次のように続けた。
「そのときそのときを大切に生きなくてはならないし、現時点においては、今後に向けて長期間の契約を結ぼうとすることにそれほど興味があるわけじゃなんだ」
だが、そのバトンも、ホンダのF1復帰に関しては、単にマクラーレンにとってだけでなく、F1全体にとっていいことだと受け止めていることは間違いないようだ。
「チームにとっては、今後に向けていいニュースだと思う。でも、F1全体にとっても素晴らしいニュースだと思っている」とバトンは付け加えている。