ウィリアムズの株主で取締役でもあり、2013年にウィリアムズからF1デビューを果たすバルテリ・ボッタスのマネジメントも務めるトト・ヴォルフが同チームを離れることになった。
ドイツの『Bild(ビルト)』紙によると、ヴォルフは22年間メルセデスのモータースポーツディレクターを務め、昨年末勇退したノルベルト・ハウグの後任に決まった。
この人事は、ヴォルフと同郷のオーストリア人で、昨年9月にメルセデスAMGの非常勤役員に就任したニキ・ラウダの力によるところが大きいとみられている。
一方で、気がかりな点は、ヴォルフがウィリアムズに加えメルセデスのDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)プログラムを運営するドイツのHWA社の株も所有していることだ。
メルセデスもウィリアムズもこの件に関してコメント控えている。