フェラーリは、2013年シーズンにフェルナンド・アロンソのチームメートとなるドライバーの決定については急ぐ必要はないと考えていることを強調している。
今週初め、フェラーリのチーム代表であるステファノ・ドメニカリはイギリスGPが開催されたシルバーストンにおいてフェリペ・マッサと来年の契約を結ぶか否かの判断をするのに「急いではいない」と語ったという報道がされていた。
その後、マーク・ウェバー(レッドブル)が2013年もレッドブルに残留することが発表された。しかも、ウェバーはうわさされていたとおりフェラーリと交渉を行っていたことも明らかにしている。
ウェバーを獲得する可能性が消えた今、フェラーリの状況が変わってきたりはしていないのだろうか?
だが、今週11日(水)に、フェラーリの公式サイトに辛辣な物言いをすることでおなじみの匿名コラムニスト「跳ね馬のささやき」による次のようなコメントが掲載されている。
「マラネロ(フェラーリの本拠地)では、誰もそうした決定を急いではいない。それは確かだ」
一方で、F1関係者の中には、ウェバーのニュースはマッサを元気づけるものだとの受け止め方をし、2013年もマッサがフェラーリにとどまることになるのではないかと考える者もいるようだ。
しかし、「跳ね馬のささやき」はそうしたうわさについても馬鹿げていると非難し、まったく同じ「うわさ屋さんたち」がほんの数週間前にはマッサはもうだめだと見限っていたことを指摘している。