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F1第3戦中国GPフリー走行1回目、詳細レポート

2012年04月13日(金)13:10 pm

2012年F1第3戦中国GPが4月13日(金)、上海インターナショナル・サーキット(1周/5.451km)で開幕。現地時間10時(日本時間11時)から90分間、フリー走行1回目が行われ、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)がトップになった。

セッション開始時の天候は曇り、気温14℃、路面温度は13℃。事前に降った雨の影響から、路面は一部がしめった状態でセッション開始となった。路面状態が悪いこともあり、各車ともタイム計測は行わず、新パーツなどの確認を行っており、気流確認用の塗料やセンサーをつけているクルマも多い。

開始約30分、ようやくマーク・ウェバー(レッドブル)、トロ・ロッソの2台、ナレイン・カーティケヤン(HRT)がタイム計測を開始。いずれもドライタイヤを装着しているが、コースの一部では雨がパラついている。

開始約40分、この段階でのトップはウェバーで、タイムは1分39秒558。半数近くのドライバーがタイム計測を開始しているが、雨が強くなり始め、各車ともピットへ戻ってしまった。

雨が強くなってからもコースインするクルマはいるものの、ドライタイヤでコースインしたクルマはまったくグリップしていない状態だ。残り約20分になったところからコースインするクルマが多くなった。しかし、どのクルマも路面の水量が少ないとき向けの雨用タイヤ、インターミディエイトを装着している。

残り約10分、ドライタイヤでコースインするクルマが増えてきた。しかし、トップはまだウェバーのまま。だれも雨が降り始める前にウェバーが記録していたタイムを上回れずにいる。

残り約3分、ミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)が1分39秒318を記録してトップに。タイヤはソフト側のドライタイヤを装着している。しかしその直後、ウェバーが1分38秒977を記録して再びトップに。ウェバーも装着しているタイヤはソフト側のドライタイヤだ。

セッション終了直前、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)がトップタイムを更新。だが、すぐにニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)がハミルトンのタイムを塗り替えた。しかし、再びハミルトンがタイムを更新してトップに立ってセッション終了。ハミルトンのタイムは1分37秒106だった。

小林可夢偉(ザウバー)は、1分38秒911を記録して5番手、チームメートのセルジオ・ペレスは、1分38秒584を記録して4番手になっている。

【結果】F1第3戦カナダGPフリー走行1回目、各ドライバーのタイム、タイム差など
F1第3戦中国GPフリー走行1回目の結果

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