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F1ラスベガスGPのターン1の混乱はスタート直前の“オイル漏れ”・・・ドライバーや関係者が不満

2023年11月22日(水)9:35 am

F1ドライバーや関係者は、F1ラスベガスGPでの“ある出来事”に不満を抱いているのは明らかだ。

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■ガスリー、クラシックカーのオイル漏れをFIAと話し合う

例えばピエール・ガスリーは、レースのわずか1時間前に起きたある出来事について、FIA(国際自動車連盟)に大きな不満があることを率先して伝えたことを認めている。

「FIAとはすでに話し合ったよ」とガスリーは認めている。

ガスリーが指摘しているのは、レース前のドライバー・パレードでF1ドライバーたちがサーキットを一周する予定だったクラシックカーのエンジンが、レースグリッドにオイルをすべて撒いてしまったという事だ。

■サインツ「イン側だけオイルがあるなんてフェアではない」

フェラーリのカルロス・サインツが「白い製品」と表現したように、サーキットの作業員たちはこぼれたオイルを覆い隠そうとした。

サインツは、初日にマンホールの蓋によって大ダメージを受け、レースウイークエンドに大きな影響を受けたことにすでに激怒していた。そして彼は、このオイル流出がレースのターン1のアクシデントに直接的に影響したと語った。

「これもFIAがもっと注意を払うべき問題だ」とサインツは主張した。

「フェアじゃないと思う。オイルはすべてイン側にあった」

「あそこのアスファルトはすでに汚れていたのに、スタート1時間前にオイルがコース上に漏れるようにクルマを停めた。これは容認できないことだと強調したいね」とサインツは語った。

■アロンソでさえグリップがなかった

「経験豊富なフェルナンド(アロンソ)でさえ、ターン1に着いた時にはグリップがなかったんだ」とフランス人ドライバーのガスリーも同意する。

「他のドライバーがきれいなコースで走れるのに、イン側のドライバーたちはオイルの上からスタートしなければならないなんて、本当に不公平だと感じた」

■ラッセル「ショックだった」

また、F1ドライバーの組合であるGPDAの中心的存在であるジョージ・ラッセル(メルセデス)も同じ見解を示している。

「このようなヒストリックカーがオイルを垂らしているのを見るのは初めてではないんだ。あまりのひどさにショックを受けたよ」

■マクラーレン代表「安全性向上は優先事項だ」

マクラーレンのチーム代表であるアンドレア・ステラでさえ、この問題を認識していた。

「これは当然のことのように思える。もしF1レースが開催されるのであれば、レースの1時間前にコース上にオイルがこぼれないようにしたいものだ」

「F1とFIAは、将来に向けて安全性を向上させるために多くのことを検討することになると思う。なぜなら、このようなことは起こってはならないことであり、優先事項として解決されるべきことだからだ」。

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