日産自動車株式会社は13日、今月開催されたグランドスラムで、日本人初の女子シングルス優勝を果たしたプロテニスプレイヤーの大坂なおみ選手が日産ブランドアンバサダーに就任したと発表した。
大坂選手は、20歳という若さながら、世界の名だたる大会で活躍を続けるプロテニスプレイヤー。先日開催されたグランドスラムでは、日本人初の女子シングルスでの優勝を成し遂げ、世界ランキングは自己最高の7位となった。
世界の頂点を目指しトッププレイヤーたちと熱戦を繰り広げる大坂選手の戦いが、日産自動車のチャレンジングスピリットやグローバル企業として世界に挑む姿勢と共通するとの思いから、今回のブランドアンバサダー就任を決定したという。
■日産自動車 専務執行役員 星野朝子 コメント
「先日のグランドスラム優勝は、私たちに勇気と感動を与えてくれました。大坂選手と私たち日産自動車には、世界を変える『GAME CHANGER』、という共通点があると確信いたしました。
並居る強敵を押しのけ、テニス界を一変させてしまう存在の大坂選手を日産自動車全社員で応援して参ります。」
■大坂なおみ選手 コメント
「この度は、世界有数の自動車会社に私のテニス活動をサポートいただけることになり、大変感激しております。
電気自動車や自動運転で車の歴史を変えようとチャレンジしている日産自動車の姿勢に、私はとても共感しています。私も世界女王を目指しチャレンジすることで、これからの女子テニスの歴史を変える存在になれればいいなと思います。」
■大坂なおみ選手 プロフィール
1997年10月16日、大阪生まれ。ハイチ出身のアメリカ人の父と日本人の母を持つ。
2001年、3歳のときに渡米、現在はフロリダを拠点に活動。プロ転向は2013年。
16歳の夏に、WTAツアーのスタンフォード大会「ツアーバンク・オブ・ウェスト・クラシック」で初めて予選を突破し本戦出場。
2016年は、全豪オープンで4大大会初出場での3回戦進出を皮切りに、全仏オープン、全米オープンでも3回戦進出の快挙を果たす。
10月の東レパンパシフィックオープンでは準優勝を飾り、目覚しい活躍により、ツアーで最も躍進した選手に与えられる「WTA Newcomer of the year」に輝く。
2018年3月には、WTAツアー インディアンウェルズで、グランドスラムに次ぐ大会規模のプレミア・マンダトリーで、日本勢初となる優勝を飾った。
2018年9月には、世界トッププレイヤー相手に、日本人初女子シングルスでの世界4大大会優勝を果たした。
世界ランク7位(2018年9月10日現在)
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