フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)の新チーム代表に対する最初のコメントは、熱のこもらないものだった。
フェラーリの新しいチーム代表マルコ・マティアッチは、F1中国GP(20日決勝)が始まった18日(金)に、ようやく姿を現した。だが、パドックを一緒に歩くアロンソとは、数メートルの距離があいていた。
前日の17日(木)にアロンソは、マティアッチが中国に来るのかどうかも分からないと話していた。また、14日(月)にチーム代表辞任が発表されたステファノ・ドメニカリと「今週ずっと」話をしていたことも明らかにしている。
マティアッチはフェラーリ・ノースアメリカのCEOだが、F1の経験は皆無だ。この点について聞かれたアロンソは、次のように答えている。
「すごくいいことなのか、すごく悪いことなのか、それを言うのは早すぎる」
その後アロンソは「特に言うこともない。僕はクルマを運転するだけ」と付け加えている。