ホンダのインドネシアにおける四輪車生産販売合弁会社であるピー・ティ・ホンダプロスペクトモーター(以下、HPM)が15日(水)、新四輪車工場である第二工場の稼働を開始した
第二工場の年間生産能力は12万台で、年間生産能力8万台の既存工場と合わせたHPMの年間生産能力は20万台となる。この工場では、小型車「ブリオ」をベースとして主にインドネシア市場向けに開発した、マルチパーパスビークル(多目的車)の新型車「ホンダ モビリオ(Honda Mobilio)」の生産を開始。今後は、ブリオなど既存工場で生産しているモデルの生産移管も予定しており、両工場でフレキシブルに生産を行うことで、良いものを、早く、安く、低炭素でデリバリーすることを目指す。
本日インドネシアで発売したモビリオは、タイとインドネシアの研究所が共同で開発したアジア市場向けモデル。1.5L i-VTECエンジンを搭載し、多人数乗車時でもパワフルな走行性能を発揮するとともに、室内空間の広さも大きな魅力となるモデルだ。インドネシアにおける部品調達率を86%まで高め、約136.4万円~約169.3万円と購入しやすい価格を実現した。