コンピュータ・システム開発の有限会社イシダR&Dは、車のリアルタイム燃費計測アプリケーション・ソフト「燃費博士 for Android 」を発売した。
燃費博士 for Androidは、車のリアルタイム燃費計測アプリケーション・ソフト。Androidスマートホンやタブレット端末などが本格的な燃費計になる。燃費博士は車の故障診断コネクタに装着したOBD-Bluetooth機器を通じて、車から各種情報を取得・計算し、スマートホンやタブレット端末に燃費を始めとした全55種類の情報を表示する。
イシダR&Dは2008年より、車の後付け燃費計「燃費博士」を販売。今回開発した「燃費博士 for Android」は、これの後継にあたるアプリケーション・ソフト。「燃費博士 for Android」は、表示・操作部にAndroidスマートホンおよびタブレット端末を採用し、より多くのユーザーが利用できるようになった。
●簡単取付け
燃費博士を使用するには、Android端末にアプリをインストールし、別途購入のBluetooth無線通信対応のOBD機器を車の故障診断コネクタ(OBD2コネクタ)に差し込むだけ。車に配線するなどの面倒な作業は一切必要ない。
●豊富な情報を見易く表示
燃費博士は全55種類の豊富な情報を、文字とグラフを組み合わせて多彩に表示。画面には任意の情報を最大で10行表示でき、それぞれの情報で棒グラフや折れ線グラフなどの表示指定ができる。また、グラフ同士を重ね合わせて表示することも可能で、情報の相関関係が視認できるようになった。
●ハイブリッド車特有の情報を表示
ハイブリッド車の特徴である、モーターだけで走行した距離(エンジン停止走行距離)や、全体の走行距離に対する比率(エンジン停止走行距離率)などをリアルタイムに表示。
●アイドリング・ストップ回数をカウント
アイドリング・ストップした回数、エンジンの停止時間などをリアルタイムに表示。今回の運転でアイドリング・ストップを何回実施したか、一目で確認できる。
●車の各種センサー情報を表示
速度やエンジン回転数はもちろん、冷却水温やアクセルの踏み具合(スロットル開度)などを数字やグラフでリアルタイムに表示。
●Gセンサー情報を表示
端末に搭載されたGセンサーの情報を数字やグラフでリアルタイムに表示。瞬間燃費やスロットル開度などのグラフと重ね合わせて表示することで、最適な発進加速の習得をサポート。
●画面表示を簡単に変更
画面に表示する情報はメニュー操作で簡単に切り替え可能。表示する文字やグラフの並び方、グラフの種類(縦棒グラフ、横棒グラフ、折れ線グラフ)などもメニュー操作で簡単に変更できる。
●アラーム機能を搭載
速度やエンジン回転数などの特定の情報でアラーム(警告)する。アラーム時は表示文字の色が変化すると同時に、端末のスピーカーから警告音を発声して知らせる。
●設定ファイルで詳細カスタマイズ
端末のSDカードやマイクロSDカードに設定ファイルを作成すれば、画面の表示やアラームの動作を詳細にカスタマイズできる。文字色や背景色などを指定したり、背景画像やグラフの描画に使う画像ファイルを指定したり、文字の行間を指定したり、折れ線グラフの色や頂点の大きさを指定したりするなどの細かい指定が可能。また、アラーム時の文字色やスピーカーから発声する警告音を音楽ファイル(mp3ファイルなど)で指定することもできる。
●走行ログデータをSDカードに保存
走行中の瞬間燃費などの各種情報を、リアルタイムにSDカードへログファイルとして保存できる。保存する情報は全情報(55種類)から自由に選択できる(同時出力最大20種類まで)。ログファイルはカンマ区切りのファイル形式(.csv)で保存されるので、表計算ソフトなどを使ってパソコンで簡単に閲覧・グラフ作成などができる。
●運転記録簿を自動で作成
運転日時や運転距離、消費した燃料量や燃料代などの運転記録を自動でSDカードに記録。
●画面のスクリーンショットが簡単に残せる
アプリ使用中に画面を指で長押しするだけでスクリーンショット(画面キャプチャー)を保存。スクリーンショットは画像ファイルでSDカードに保存される。走行中の燃費記録や水温変化の記録など、ちょっとした記録に便利。また、ユーザーの愛車ブログなどへの画像掲載にもご活用できる。
●言語や燃費の単位などが自由に選べる
日本語はもちろん、英語にも対応。また燃費の単位は、日本(km/L)、米国(mpg)、欧州(CO2g/km)、等々、様々な表示に対応している。
●多くの車種で動作
国産車はもちろん、多くの輸入車でも動作。また、故障診断コネクタが国際標準規格通信に対応していない、旧国産車にも幅広く対応。
●安心の料金後払い方式を採用
アプリは無料でダウンロードしてインストールできる。アプリ起動後、ユーザーの車で無事に動作することが確認できてからアプリの使用料金を支払う、料金後払い方式を採用。特に旧国産車は故障診断コネクタの通信方式が、メーカーや車種により様々であるため、ユーザーは「自分の車でアプリが動作するのか、買って(使って)みなければ分からない」、という問題があった。そこで燃費博士は、ユーザーにアプリを無料でインストールして頂き、車で動作が確認できたら使用料金を「アイテム課金」で支払う、料金後払い方式を採用。こうすることで、ユーザーが安心してアプリをインストールできるようになった。
アプリのダウンロードはこちらから。
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