NEXT...F1開催スケジュール

マグヌッセン、来季ハースF1シートは心配せず?ヒュルケンベルグやベアマンに言及「若手の面倒は家でやる」

2024年05月05日(日)7:51 am

ケビン・マグヌッセンはハースのシートを失うことを心配していない様子だ。

●【2024F1第6戦マイアミGP】スケジュール・全セッションの結果

■マグヌッセン、来季もヒュルケンベルグと組むと思ってた

チームメイトのニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)は、昨年ハースに加入してからマグヌッセンより速さを発揮してきたが、1週間前、2025年からザウバー-アウディのドライバーとして発表された。

デンマークの『Ekstra Bladet(エクストラ・ブラデ)』紙に、31歳のマグヌッセンはこのニュースに驚いたと語った。

「正直なところ、来年もニコと僕だと思っていた。その可能性が一番高いと思ったんだ」

「彼はザウバーとアウディでのチャンスを受け入れたし、彼の成功を祈っているよ」とマグヌッセンは語った。

■来季もハースに残りたいマグヌッセン

現在、2025年ドライバー市場はこの噂に満ちており、マグヌッセンのハースとの契約も満了を迎えるものの、マグヌッセンはアメリカの小さなチームに満足していることを示した。

「チームとして進歩しているし、それをさらに発展させていきたいね」。

チームオーナーのジーン・ハースやボスの小松礼雄とはすでに契約交渉に入っているのかと聞かれたマグヌッセンは、次のように語った。

「まだ具体的な話はしていないよ、ノーだ」

「もちろん、チームの一員だから常に話はしている。今は何よりも今シーズンにフォーカスしているんだ」

「でも、マーケット(移籍市場)はまだとてもオープンだよ」とマグヌッセンは認めた。

「たくさんのシートが空いている。多くのドライバーに可能性がある。どうなるか様子を見てみよう」

■ハースはフェラーリのコピーではない、今はレッドブルだ

しかし、マグヌッセンは2025年もハースにとどまることに満足するだろう。

「まだここでやり遂げなければならないことがあると感じているんだ。僕はもう何年もここにいるし、常にポテンシャルがあったけれど、それを完全に引き出すことはできなかった」。

「今はそれを生かすためのより良い土台を築きつつあると思う。ハースには非常に才能のある人たちが初日からいたんだ。フェラーリのコピーをしているだけだと思われていたから多くの人が認識していないからね」

「でも、僕たちはただコピーするのではなく、自分たち独自のことをやっているということを何度か示してきた。今、誰かをコピーしているとすれば、それはレッドブルだよ」とマグヌッセンは笑った。

■ハースが有力も離脱も視野に

しかし、マグヌッセンは2025年に向けた新たな契約の可能性が高い一方で、今季限りでハースを離れるシナリオも否定できないことを認めている。

「僕は今年に集中しているし、同時にあらゆる可能性にオープンなんだ。しかし、ハースが最も可能性の高い選択肢であることは明らかだよ」。

■若者の面倒を見るためにいるわけではない

ヒュルケンベルグの後任として最有力視されているのは、フェラーリに所属する新人のオリバー・ベアマンだ。マグヌッセンは、まだ18歳のベアマンがフルタイムF1ドライバーとしての生活に慣れるのを手助けするというシナリオを否定した。

「僕は若者の面倒を見るためにここにいるわけじゃないからね。それは家でやっているからね」と微笑んだ。

「ニコがそうであったように、もう1台のクルマのドライバーが有能で、プロフェッショナルで、一貫していることを願うよ。そして、僕がもう1台のマシンに乗るかどうかは、そのうちわかるだろう」。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック