ポルシェAGは、ドイツのシュトゥットガルト本社に併設されたポルシェ・ミュージアムにおいて、2013年6月4日(火)から9月29日(日)まで、 911の生誕50年を記念した特別展「911の50年」を開催中だ。
【写真】ポルシェ、911生誕50年を記念する特別展(全11枚)
同ミュージアムのオープン以来最大規模となるこの記念特別展には、初代911から現行モデルまで40台以上の異なる911モデルが展示されており、その歴史を詳細に知ることができる。また、当時のカタログや広告、そしてポスターなども紹介されており、911が歩んできた50年の歴史を振り返りながらタイムトリップ気分を楽しむこともできるようになっている。
さらに、この特別展ではさまざまな企画も用意されており、1963年のフランクフルト国際モーターショー(IAA)における初のプレゼンテーションの再現や、初代911のテスト走行を収めたフィルムなども公開。会場全体には、911をあらゆる角度から紹介する50のストーリーが用意されるなど、911のすべてが網羅された。
この特別展の開催にあたり、ポルシェAGの社長、マティアス・ミューラーは、「偉大な歴史を持つとともに、これほどまでに現代的なスポーツカーを私は911以外に知りません。時代を超越したこのスポーツカーは、エキサイティングな歴史を有しているだけでなく、将来的に大きく飛躍する1台でもあります」と述べている。
同展の入場料は大人1名が8ユーロとなるが、911のオーナーは車両登録証を提示することで同伴者も含めて入場無料となるほか、911が発表された1963年生まれの人も、生年月日を証明する書類の提示により無料で入場できる。