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グロジャン、違反点数制導入に賛成

2013年05月15日(水)10:12 am

罰則の拡大に向け動いているF1だが、ロメ・グロジャン(ロータス)は賛成の姿勢を示している。

昨年たびたび決勝スタート直後の事故を引き起こしたグロジャンは、F1で数シーズンぶりとなる出場停止処分を受けた。

フランスのウェブサイト『RMC Sport(RMCスポール)』でグロジャンは、さらなる出場停止に直結しかねない新システムを自分が支持するのは“皮肉”と取られても仕方ないと認めている。

コース上のみならずサーキット外でも問題となる行動を起こしたドライバーは、FIA(国際自動車連盟)から発行されたスーパーライセンス(F1出場に不可欠なライセンス)に反則ポイントが付く仕組みで、点数によって出場停止の処分を受けることもある。

グロジャンは次のように話している。「そのシステム導入が有効であれば、反対する理由はないよ」

「現在は競技委員会の手に委ねられていて、ボクシングや柔道と同様、決定は彼らにお任せだよね」

だが、これを受け入れないものもいる。マルシャの新人ドライバー、ジュール・ビアンキだ。新システムこそあまりに政治的に見えると、ビアンキは以下のように主張する。

「反則ポイントは、1点から3点まで適用がまちまちだというじゃないか」

「“お前の行為は1点。お前のやり方は何だ、2点”みたいになるんじゃないかな」

「一貫性なんてあったもんじゃない」

もうひとり新システムを嫌うドライバーが、現F1世界チャンピオンのセバスチャン・ベッテル(レッドブル)である。

ベッテルはこう語る。「僕は気に入らないね」

「実施案を見たけれど、ドライバーではどうしようもないケースで点を付けられてしまったり、小さな違反を犯した結果、最後に取り返しのつかない事態となる可能性があるんだ」

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