トヨタは、「プリウスPHV」を一部改良するとともに、ビジネスユース向けの新グレードを追加した。11月1日(木)からの発売となり、価格は305万円から420万円。
プリウスPHVに新たにビジネスユースを狙いとして装備を厳選したグレードとなる「L」が設定されたほか、一部改良が行われ、「L」グレードを除く全車にフロントコンソールトレイ内とラゲージスペースにAC100V電源を1500Wまで使用可能とするアクセサリーコンセントと、充電ポートに差し込んでドアや窓を閉じた状態でも車外への電源供給を可能とするヴィークルパワーコネクターをセットでオプション設定された。これを装着することで、停電などの非常時に車両から給電できるうえ、PHVならではの電池容量をいかし、アイドリングなしでも使用できるという(使用時間は条件によって異なる)。
さらに、スイッチ操作の状況をセンターメーターに自動表示するタッチトレーサーディスプレイや、ステアリングヒーターも全車(「L」グレードを除く)に標準装備されるなど、快適性がさらに向上されている。また、ボディーカラーも新色のボルドーマイカを含む全9色の設定となっている(「L」グレードは全4色)。
〈プリウスPHVの税込価格〉
L:305万円
S:320万円
G:340万円
G「レザーパッケージ」:420万円
※いずれもハイブリッドシステムはリダクション付THS II Plug-In、駆動方式はFF