世界屈指の大都市であるアメリカのニューヨークで2013年からF1が開催される予定であったが、その開催を延期する発表が先日行われた。しかしプロモーターは、ニューヨークのマンハッタンを背景に、ニュージャージーの市街地で行われるこのレースについて、2014年に開催することは「100パーセント確約済み」であると主張している。
F1の最高権威者であるバーニー・エクレストンは、2013年の初開催までに準備が整わないことを先週になって認めた。
プロモーターのレオ・ヒンデリー・ジュニアは、「われわれはポート・インペリアル(ニューヨークGP開催地)でレースを開催することになるだろう。だが、残念なことにわれわれが期待し、望んでいたほど早い時期にはならない」という声明を述べている。
ヒンデリー・ジュニアは、F1開催に向けての設備やガレージを造りあげるために、主催者側が「延長時間」を必要としていると認めた。そして、ヒンデリー・ジュニアは次のように続けた。
「しかし、アメリカのポート・インペリアルでのグランプリ開催は100パーセント確約されたままだ。そして、レース(の開催)にあたって、F1のCEO(最高経営責任者)であるバーニー・エクレストンよりも適任なパートナー、そして友人は見当たらない」
「彼からの支援、助言、それに経験はわれわれに大いに役立っている」