富士重工は、栃木県宇都宮市で今週末に開催されるアジア最高峰の自転車ロードレース「ジャパンカップ・サイクルロードレース」に特別協賛。レガシィやXVなどスバル車約40台を大会車両として提供する。
自転車レースでは、トップクラスの選手がカーブの続く下り坂を時速80km以上のスピードで駆け抜ける。大会車両はこういった選手に遅れることなく走行すると同時に、パンクなどのトラブル対応のため予備の自転車やホイールなどを積載する高い走行性能と積載能力が求められる。スバルは18年間にわたってジャパンカップをサポートし、レガシィなどの車両を提供してきた。
ジャパンカップは国内で唯一、ツール・ド・フランスなどヨーロッパの最高峰レースで活躍する世界トップクラスの選手が出場するUCI(世界自転車競技連合)公認の大会。今年のツール・ド・フランスで3勝を記録した世界が注目する若手ペテル・サガンなど、今年も世界トップクラスの選手が来日。地元宇都宮の地域密着型プロチーム、宇都宮ブリッツェンなど国内チームが世界トップクラスの強豪チームを迎え撃つ。
20日(土)には宇都宮市街地の大通りを封鎖して、1周1.55kmのコースを20周するクリテリウムを開催。21日(日)に都宮市森林公園周回コースを舞台に全長151.3kmのジャパンカップ・サイクルロードレースが行われる。