マクラーレンのジェンソン・バトンは、モンツァ・サーキットで行われたイタリアGP決勝を2番手からスタートしたが、トラブルが発生しそのままリタイアとなった。
ジェンソン・バトン
「スタートでホイールスピン(空転)し過ぎて、3番手に落ちてしまい、フェリペ(マッサ/フェラーリ)の後ろでタイムを大きくロスしてしまった。でも、彼を抜き返せてよかった。その後は前のルイス(ハミルトン/マクラーレン)を追いかけ始めた」
「ルイスに勝負を仕掛けてレースに勝とうとはまったく思っていなかったけど、もし僕たちが1位と2位でフィニッシュできていればチームにとって素晴らしい結果になったと思う。残念ながら、そうはならなかったけどね」
「なんで僕のクルマが止まってしまったのか、原因がまったくわからない。燃料システムの不具合って聞いたけど、まだ調べている最中さ。エンジンが急に止まって、クルマを止めなければいけなかった。こんな時もあるよ」
「でも前向きな点を挙げれば、ここ数レースで僕たちが予選と決勝の両方とも強さを発揮できていることだと思う。チーム全体におめでとうと言いたいね。このカギとなる僕たちの一貫性はどのチームにも見られないから、とても励みになっている」