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フェルナンド・アロンソ「ポールを取れたのは驚きだった」

2012年07月08日(日)4:33 am

フェラーリのフェルナンド・アロンソは、シルバーストン・サーキットで開催されたイギリスGPフリー走行3回目で21周を走行し、ベストタイムは1分32秒167でトップ。予選では1分51秒746を記録してポールポジションを獲得した。

フェルナンド・アロンソ
「まず、今回のポールは現在非常に厳しい状況に置かれているマリア・デ・ビロタ(マルシャのテストドライバー。3日に行われたテスト走行中の事故で重傷を負い、現在入院治療中)にささげたいと思う。僕たちはこの数日大きな悲しみを抱えているし、彼女や彼女のご家族のことを考えている」

「ポールを取れたのは驚きだった。こういうコンディションでは何が起こるか分からないね。午前中(フリー走行3回目)は、路面が乾いていて、クルマもとてもよかった。でもウエットの状態ではすべてが違ってくる可能性があった。F2012(フェラーリの2012年型車)はマレーシアGPやムジェロでのテストの際に、雨のときにはそれほど悪くないことを示してはいたけれどね」

「午後(予選)は、正しいタイヤをはいて、正しいタイミングで、正しい場所にいなくてはならなかった。そしてそれをうまくやるためには少しばかり運も必要だった。1度だけその運が味方してくれたよ。Q2の最初にスピンをしてしまったけど、中断のあとで最終的になんとか紙一重のところでQ3に進むことができた。僕の前にはほかのクルマがいて、視界がものすごく悪かった。そして最終コーナーではイエローフラッグが振られていた。でも、なんとか次のステージ(Q3)へ進むことができたんだ」

「こうしたコンディションによるものだということは分かっているけれど、今日のポールポジションは重要だよ。ドライコンディションのときでも最強のチームとの差を縮めたと言えるようなクルマにしてゆく必要がある」

「明日は退屈なレースになることを期待しているよ。今回は一番前からスタートできるんだからね」

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