2024年F1第8戦モナコGPの決勝レースはスタート直後にいきなり赤旗中断になったが、巻き込まれたニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)が次のようにコメントした。
●【2024F1第8戦モナコGP】決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数/タイムスケジュール・全セッションの結果
■ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)
決勝レース:リタイア
「ターン1、ターン2で終わった。ケビン(マグヌッセン)と接触したチェコ(ペレス/レッドブル)に後輪を蹴られたんだ。
典型的な1周目のレーシング・インシデントで、2人のドライバーが引かず、僕が不運にも巻き込まれた。
(スチュワードが)どう判断するのか分からないよ」
■マグヌッセンに出場停止の危機
オンボード映像を見る限り、マグヌッセンは明らかにペレスの後方にいたため、「ペレスに押し潰された」というマグヌッセンの主張は通らなそうだ。
マグヌッセンにはすでにペナルティポイントが10も課せられており、12に到達すると1レース出場停止になる。
チームメイトのヒュルケンベルグは事故直後の無線で「まったく必要ないことだ」と呆れていた。