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【F1モナコGP:再スタート順位】赤旗で4台がリタイア、16台の戦いに:角田裕毅は8番手から再スタート

2024年05月26日(日)22:47 pm

2024年F1第8戦モナコGPの決勝レースはいきなり赤旗中断になったが、日本時間22時44分に再開した。

●【2024F1第8戦モナコGP】決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数/タイムスケジュール・全セッションの結果

気温21℃、路面温度47℃、湿度61%という快晴のコンディションでスタートしたが、スタート直後に大クラッシュが発生して赤旗中断になった。

■ペレスとハース勢がいきなりリタイア

大クラッシュに巻き込まれたのはセルジオ・ペレス(レッドブル)、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)、ケビン・マグヌッセン(ハース)の3台だ。

ターン1を抜けて坂を駆け上がっていく途中、ペレスの右後方に位置していたケビン・マグヌッセン(ハース)が引かずに事故が起こった。

ペレスの右リアタイヤと右側のガードレールの間に、引かなかったマグヌッセンのフロントが入ったままで、2台がクラッシュ。左側にいて巻き込まれたニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)は「まったく必要ないことだ」と呆れていた。3人は無事だ。

■アルピーヌ同士討ち

また、トンネル入口でもアルピーヌ同士がクラッシュしていた。トンネル手前で右にターンしようとしていたピエール・ガスリー(アルピーヌ)のイン側に、エステバン・オコン(アルピーヌ)がノーズを強引に入れてきたことで、アウト側のガスリーはガードレールに挟まれ行き場を失った。ガスリーの右フロントタイヤにオコンの左リアタイヤが乗っかる形になり、オコンは跳ね上がってスピン。ガスリーは「あいつ何やってるんだ!ダメージを負った」と激怒していた。

オコンはすでにマシンを降りてリタイアとなった。

■幸運だったサインツ

また、カルロス・サインツ(フェラーリ)はスタート直後の混乱でパンクしたようで、カジノ前でマシンを止めてリタイアしようとしていた。しかしサインツにとっては“運良く”赤旗になったことでなんとかピットに戻り、しかも再スタート順位は3番手。フェラーリにチャンスが巡ってきたかもしれない。

■【再スタート順位】F1モナコGP
1 C.ルクレール(フェラーリ)
2 O.ピアストリ(マクラーレン)
3 C.サインツ(フェラーリ)
4 L.ノリス(マクラーレン)
5 G.ラッセル(メルセデス)
6 M.フェルスタッペン(レッドブル)
7 L.ハミルトン(メルセデス)
8 角田裕毅(RB)
9 A.アルボン(ウィリアムズ)
10 P.ガスリー(アルピーヌ)
11 L.ストロール(アストンマーティン)
12 D.リカルド(RB)
13 F.アロンソ(アストンマーティン)
14 L.サージェント(ウィリアムズ)
15 V.ボッタス(Kickザウバー)
16 G.ジョウ(Kickザウバー)
<リタイア>
ー E.オコン(アルピーヌ)
ー N.ヒュルケンベルグ(ハース)
ー S.ペレス(レッドブル)
ー K.マグヌッセン(ハース)

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