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マグヌッセンはクラッシュ前に単独で壁に接触:巻き込まれたヒュルケンベルグ、マグヌッセンとペレスに苦言

2024年05月27日(月)3:43 am

2024年F1第8戦モナコGPの決勝レースを終えて、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)がケビン・マグヌッセン(ハース)とセルジオ・ペレス(レッドブル)の2人にもっとできることはあったはずだとチームリリースの中で指摘した。

●【2024F1第8戦モナコGP】決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数/タイムスケジュール・全セッションの結果

「正直に言って、500メートルでリタイアしてしまったことにがっかりしているし、少し悔しいよ」

「2台ともリタイアするのは理想から程遠い状況だし、僕が直接関与していない事故に巻き込まれたからね。明らかにターン3に向かう道はすごく狭いんだ」

「とても残念だよ。あそこでは状況が非常にタイトになっていて、ある意味ではレーシングインシデントだった。ケビンからは少し楽観的に見えたし、チェコも彼を見てスペースを作ることができたかもしれない。だから結果は非常に残念だよ」

実際、複数のリプレイ映像を見ると、マグヌッセンはクラッシュ前、先に右のガードレールに単独で軽く接触し、跳ね返された勢いでペレスに接触しているのがわかる。真横に並べなかった時点でマグヌッセンが少し引いていれば、そしてペレスももう少し左側を走っていれば、この大事故は起こらなかった可能性は高い。

そしてペレスもターン1の後、坂を駆け上がっていく途中で右ミラーを2〜3回見ており、後方のマグヌッセンの位置を警戒していたが、ペレスはコメントの中で「見えなかった」とコメントしていた。

1周目の混乱の中でのクラッシュを避けて走ろうとしていたヒュルケンベルグとしては、レースを台無しにされてやり切れないだろう。

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