ケーターハムのヘイキ・コバライネンが、クアラルンプールのセパン・インターナショナル・サーキットで開催されるマレーシアGP(25日決勝)に向けた意気込みを語った。
ヘイキ・コバライネン
「マレーシアに戻ってくるのを楽しみにしていたよ。オーストラリアでのレースの後でまたすぐにサーキットに戻れるのはいいことだ。僕は、セーフティカーが導入されていたときにベッテル(セバスチャン・ベッテル/レッドブル)を追い抜いたことに対して科されたペナルティーを受け入れた。確かにちょっと厳しすぎると思うけれど、ルールで決められていることだからね。小さなミスをしたことで、セパンでは5グリッド降格になってしまうのは不運だったよ」
「でもそれはそれほど大きな問題ではない。多分僕の前にいるであろうクルマを追い抜くことができるのは分かっているし、全力を尽くして、土曜日(24日)の予選では可能な限り上位になるよう頑張るだけだ。そうすれば決勝でペナルティーの影響を最小限に抑えることができるからね」
「マレーシアは僕たちにとって2つあるホームレースのひとつだから、ここへ来るといつもとても温かい歓迎を受けるんだ。このことがチーム全体の士気をさらに高め、明らかにかなり厳しいコンディションの中でも頑張ろうという気にさせてくれる。ガレージにいる皆は強烈な暑さとものすごい湿度の中で作業をしなくてはならなくて気の毒に思うけど、僕は冬の間中ずっとハードなトレーニングをして今年のシーズンを乗り切る準備をしてきているし、このレースだって何も違わないよ」
「水分を失わないことがカギだね。レースの前はいつもよりも早めにたくさん水分を摂(と)るようにする。気温に慣れておくために、必ず1日でもっとも暑い時間帯に外出するんだ。でもひとたびクルマに乗れば、いつもと同じことをするだけだよ」