2024年もレッドブルとマックス・フェルスタッペンによる完全制覇が続く。
そう警告するのは、F1を象徴する悪名高き人物であり、現在もフェルナンド・アロンソのアドバイザーを務める元ルノーF1のボス、フラビオ・ブリアトーレだ。2月にルイス・ハミルトン(メルセデス)がフェラーリへ電撃移籍をすると発表した直後、彼はモナコのカフェでトト・ヴォルフ代表と会っていて、移籍についての話をしていたと思われる。
73歳のブリアトーレはイタリアの放送局『Rai 1(ライ・ワン)』に対し、次のように語った。
「今年のレッドブルは昨年以上に競争力があるうえに、他を大きく引き離している。フェルスタッペンは誰よりもコンマ8秒上回っているし、決してミスをしない」
「(アイルトン・)セナがマクラーレンで、(フェルナンド・)アロンソがルノーで、(ミハエル・)シューマッハがフェラーリでそうだったように、レッドブルとの相乗効果は恐ろしいものだ」。