F1最終戦アブダビGP(ヤス・マリーナ・サーキット)のフリー走行2回目が赤旗中断となっている。
●【2023F1第23戦アブダビGP】全セッションの結果・開催スケジュール
60分のセッションが始まって8分過ぎ、カルロス・サインツ(フェラーリ)がクラッシュしている映像が飛び込んできた。
場所はターン3で、緩やかな右ターンだ。リプレイ映像を見ると、前方に他のマシンがゆっくりと走っていたところへアクセル全開のサインツがターンへ入っていったが、突然リアがスナップして2回転しながらクラッシュバリアに左サイドから当たった。本人は無事だ。
サインツは「ダーティーエア(乱気流)」の影響を受けたと無線で報告している。しかし、路面の凹凸でマシンが底打ちして跳ねたようにも見える。
また赤旗中断中ではあるものの、フリー走行では時計のカウントダウンは止まらないため走行時間は減っていく。先ほどのFP1では10名が若手ドライバーにシートを譲っており、レギュラードライバーの走行時間はますます削られていくことになる。