F1最終戦アブダビGP(ヤス・マリーナ・サーキット)のフリー走行2回目が行われた。
●【2023F1第23戦アブダビGP】全セッションの結果・開催スケジュール
トップタイムはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、2番手はランド・ノリス(マクラーレン)、3番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)だった。
レッドブル・レーシングと同じホンダRBPTのパワーユニットを搭載するアルファタウリF1は、角田裕毅が15番手、ダニエル・リカルドは12番手だった。
■赤旗1回目:カルロス・サインツ(フェラーリ)
60分のセッションが始まって8分過ぎ、カルロス・サインツ(フェラーリ)がクラッシュしている映像が飛び込んできた。
場所はターン3で、緩やかな右ターンだ。リプレイ映像を見ると、前方に他のマシンがゆっくりと走っていたところへアクセル全開のサインツがターンへ入っていったが、突然リアがスナップして2回転しながらクラッシュバリアに左サイドから当たった。本人は無事だ。
サインツは前車の「ダーティーエア(乱気流)」の影響を受けたと無線で報告している。しかし、路面の凹凸でマシンが底打ちして跳ねてグリップを失ったようにも見える。
また赤旗中断中ではあるものの、フリー走行では時計のカウントダウンは止まらないため走行時間は減っていく。先ほどのFP1では10名が若手ドライバーにシートを譲っており、レギュラードライバーの走行時間はますます削られていくことになる。
■赤旗2回目:ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)
残り25分の時点でセッション再開。しかし、今度はニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)がターン1の出口でスピン、イン側のバリアにリアから当たってしまい、2回目の赤旗が出された。
その後ハースのマシンが撤去され、残り16分時点でセッションは再開した。