レッドブルF1のクリスチャン・ホーナー代表は、F1は「スプリントレース」フォーマットの微調整を検討すべきだと考えている。
■フェルスタッペン、結果がわかるのは「ファンならガッカリする」
マックス・フェルスタッペン(レッドブル)はオースティンで、プラクティスのペースをレース結果に繋げられるのかどうかを、日曜日のレース前にファンがテレビをつけてスプリント・フォーマットを見ることでその「魔法を取り除いてしまう」と宣言した。
短いスプリントを終えると、レース中に何が起こるかは多かれ少なかれ誰もが知っている。なぜなら土曜日にすでにマイクロ形式で起こっているためだ。
「退屈はしていないけど、ファンだったらがっかりするだけだよ」とフェルスタッペンは語った。
■クリスチャン・ホーナー代表は微調整を提案「トップ10の入れ替えやポイント増はどうかな?」
しかし、チーム代表のホーナーは、現在シーズンに6回行われているスプリントレース・フォーマットを廃止することは望んでいないものの、微調整が必要だと考えている。
「スプリント自体は正しい方法だよ」と『Auto Motor und Sport』に引用されている。
「しかし、もっとエキサイティングなものにするために、いろいろと微調整を行うことはできるだろう。グリッドのトップ10を入れ替えるべきかもしれないしね」とホーナーは提案した。
「もう一つの可能性は、より多くのポイントを与えることだろう。そうすればより価値があるため、ドライバーはよりリスクを取るようになるだろうね。物事は今よりももう少し予測不可能になる必要がある」
「コンセプト自体は良いものだけど、視聴者にとってよりエキサイティングなものになるように、実装をもっとうまくやる必要があるだけだ」とホーナーは説明した。