かつてベネトンとルノーでチーム代表を務めたフラビオ・ブリアトーレは、マシンに苦戦しているルイス・ハミルトン(メルセデス)はすでに全盛期を過ぎてしまっていると示唆している。
実際、2022年には若いチームメートのジョージ・ラッセルに獲得ポイントで負けてしまった現在38歳のハミルトンだが、今年も2レースを終えた時点ではわずかに2ポイントをリードしているものの、予選ではいずれのグランプリでもラッセルに負けてしまっている。
一時期はF1から永久追放されていたブリアトーレだが、ミハエル・シューマッハやフェルナンド・アロンソをチャンピオンに導いた経験もあり、現在はF1アンバサダーとして再びF1界で活躍している。
イタリアの『Corriere della Sera(コリエーレ・デラ・セラ)』から、今年、特に注目しているドライバーは誰かと質問された72歳のブリアトーレは次のように答えた。
「ラッセルだね。彼は素晴らしいよ」
「彼はすでに勝ち方を知っているし、今では常にハミルトンの前にいる」。