ドイツ出身の元F1ドライバーであるクリスチャン・ダナーは、ルイス・ハミルトン(メルセデス)は2024年以降もF1を続けるはずだと考えている。
■ハミルトンにF1引退はまだ早いとダナー
こうした中、メディアの中には、ハミルトンが今季限りでF1を引退する可能性もあると推測しているものもある。
しかし、1980年代後半にザクスピードやアロウズなどで活躍した64歳のダナーは次のように語った。
「私はまだルイスがF1への興味を失うとは思っていないよ」
「その理由のひとつは、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)の素晴らしいドライビングを目にしているからだ。そして、彼はルイスよりも3歳年上なんだ」
「競争力のないマシンがレーシングドライバーを鈍らせるのは間違いないよ。だが、ルイスは簡単に諦めるドライバーではないと思う。たとえ、彼がジョージ・ラッセルのようなかなり荒々しい風にさらされているとしてもね」
そう語ったダナーは、次のように付け加えた。
「しかし、ハミルトンはいつも以上にすさまじい決意で逆境に立ち向かえる人間だと私は思っているよ」。