F1開幕の舞台バーレーンで開催されているF1プレシーズンテスト2日目が終了し、ホンダF1の田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)が次のように振り返った。
■田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)
「Honda PUを搭載する2チーム、2台のマシンは大きなトラブルなく周回を重ね、レッドブル・ホンダが117周、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダが144周と、両チーム合計で261周の走行ができたことを、ポジティブに捉えています。
風が強い一日でしたが、昨日のような砂嵐には至りませんでした。一方、外気温・路面温度は昨日から10℃ほど下がり、異なるコンディションの中で走行することができたため、いいデータの蓄積になりました。
本日は、ショートランに加え、レースをシミュレーションしたロングランも行いました。PUとしてもレースを想定したセッティングの確認を含め、多岐にわたるテスト項目を通して、機能確認とセッティングの最適化などに努めました。
最終日となる明日のテスト3日目は、開幕戦前に走行できる最後の機会となります。
残された8時間を最大限活用し、いい形でシーズン開幕を迎えられるようにしたいと思います。」